2018年10月




まだ青森県八戸市の病院に通っていたころ

新幹線で行けば4時間で着くところ
わざわざ2日前に出た
 
上野駅発のあけぼのに乗るために

青森到着翌朝 9時58分
青森駅から八戸駅まで 青い森鉄道(旧東北本線)で2時間近くかかるので 病院の受付締切午前11には 当然間に合わない

なので 2日前にでる






いつしか車販はなくなり 途中停車駅でも秋田の5分程度


食料を事前に買い込まなければ 飢える列車に成り下がった



東北夜行は まさに漆黒の闇を走る

首都圏を遅くに出 朝方には東北にいるからだ


それでも時より流れる光を 窓から眺めて いるのが好きだった

私の夜行列車の魅力なのかもしれない

その寝台列車の魅力に勝てなかった


今 金沢界隈に住まいを移したが


やはり北陸への旅路も 北陸や能登だった





夜の上野駅13番線ホームに向かう
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通称 ラッパ屋 と呼ばれる係員が青い車体
ブルートレインと呼んだオハネフ25の貫通扉を開け放ち
手にはライトと機関士に連絡をとる無線機を持って 線路の進行方向を見張っている

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上野口より出発する牽引形式の列車には この ラッパ屋 がかかせない

東北本線上野駅より北に位置する

尾久(おく)駅「地元民は おぐ と濁って発音する」

にある尾久車両基地や東大宮基地より上野駅にバックで入線する


上野駅の地平ホーム(13番線~20番線)
現在は17番線までかな?16?
失念

車止めがある 終端ホームです




東海道本線東京駅9番線10番線ホームのように 機関車を後ろから前へ回す

《機回し線》

がないのだ

(東海道口のブルトレは 今新駅ができる品川の基地から
機関車が先頭で客車を牽き
回送で送りこまれる
よって機関車の前に掲げている ヘッドマークは客車側にあり見えない)


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雪による遅延 秋田駅にて抑止中
本来は朝6時ころだがこの日は高崎からダイヤがめちゃくちゃだった

鴻巣付近で豪雨雷雨で抑止 水上で抑止 宮内で抑止
青森に着いたのは12時前だった JR側も2時間以上の遅延で特急券の払い戻しが発生するので必死???W










話を元に戻そう




この ラッパ屋 は優等列車に限らず 牽引形式の列車には必ずいた

最近は鉄道=電車(主観だが) 汽車と呼ぶ方がいるのは
蒸気機関車だけの話でなく このけん引形式ゆえ 電気機関車や気動車
所謂ディーゼルが牽いていたことにもある



今でこそカシオペアが廃止され 上野発の牽引形式列車がなくなったが
私が小学生中学生の頃は 地平ホームには必ず優等列車が日中は485系をはじめとする 特急列車が整列していた


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Lひばり Lとき Lあさま Lひたち Lはつかり Lつばさ Lやまばと Lやまびこ など


L特急 

数自慢 きっかり同時刻発車 自由席

だったような記憶

青森 秋田 盛岡 山形 仙台 果たしなく遠い地名に

いつか乗って行ってみたいと幼少期に夢見ていました



私の夢を乗せる 特急列車がずらりと肩を並べて発車を待っていました






待っていたのは列車だけでなく 乗客もホームに新聞紙を敷き ビールにワンカップ
出稼ぎに来ていた人たちであろう 方たちがワイワイやってたっけ

私は東北地方の方言に温かみを感じて
ズーズ~弁を耳にすると 心地よくなります





東北各地から上野地平ホームに滑り込んでくる特急列車


ホームには まだ停車しきっていない列車にも関わらず


うえの~~~うえの~~ぉうえの~~ぉぉ
終点上野です

到着の列車は○○○


折り返し○○時発~~○○○号




と 沢田さんの声が流れる


自動放送の前は駅員さんがアナウンスしてましたね


入線スピードが遅く かつ 列車長もあったので
いささかフライング気味にアナウンスが流れるのも
上野駅の特徴だった


YouTubeを探したら こんな映像がアップされていました

https://youtu.be/heaWSgcCyxg




ラッパ屋 ホームに新聞紙で汽車を待つ あの光景が
見事に収められた映像はこちら



https://youtu.be/-uuQYGDjMtM

勝手に貼りつけて良いのかわかりませんが
ダメなら教えて下さい






上野駅の地平ホームは薄暗くいつも酒臭くて 汚かった

13番線にあった立ち食いそば屋 今は洗面所とコインロッカーになっている


四季島ができ 昔の荷物ホームが専用になる?なった?
らしいが13番線の向かいにある 低く短いホームがある


荷物ホームだった

上野駅の地平ホームから山手 京浜東北線につながる通路に
やけに天井のどえらい低い通路が今も残っている

かつて荷物の通路だったところ

今度行ってみた際には 気にかけて見てもらえばすぐにわかるかと









そんな上野駅の夜行列車は東海道の花形ブルトレと違い
遅い時間に賑わいを見せる

対 青函連絡船接続の任務を担っていた

最盛期には あけぼの3往復 はくつる2往復 ゆうづる5往復 もあった

ゆうづるに関しては19時53分発583系電車 3号

なんと5分後の58分発24系客車 5号がありました

通勤ラッシュ時のようなダイヤ

でも青森に着くのは1時間程ずれてたっけ

客車は 足 遅いから





その他に東北各地を結んでいた

北星 みちのく 津軽 八甲田 天の川 鳥海(のちにあけぼのに統合されるんだが) 出羽なんてのもあったね


日本海側には

北陸 越前 能登
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鴻巣付近
 
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ヒガハス
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宮原付近

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上野駅

フィルム写真をpcに出したので北陸は画像が荒いけど

パッと思い返すだけで これだけの客車列車があった

北斗星は書いてなかったけど アルバム開いたら記録してあったW


優等列車だけではなく今では考えられない
普通 上野発 一ノ関行
なんて長距離鈍行もありました


昔 機関士に

なぜ首都圏駅の出発時は あんなに速度が乗るのが遅いのか?
と聞いたことがあった





ゆっくり出るほうが 旅情 があるでしょ?

という答えだった

途中で飛ばせば回復するし そもそも ダイヤ自体きつくないから

と話してくれました


懐かしい












どうでもよい回想でした

続くかもしれません

10月16日(火)

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まれの母役 常磐貴子さんがよくお参りしてた神社

静浦(しずうら)神社

調べてもよくわからないけど
氏神さまかな?



まれのロケ地を後に
今宵の宿

氷見 女岩荘

に向かいます


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大沢地区から先日の台風で崖崩れにより迂回させられるも
そこは良く知っている案内人万年氏

難なくR249経由で

トトロ岩 

にて小休止


初老の男性の追突事故を目撃してしまった

ギロロ伍長さんは 睡魔に襲われ

浜辺で仮眠していく

マスツーリングですが 無理をしてまで一緒に走ることはない
事故を起こしてしまったら 楽しいはずのツーリングが台無しですからね



中島のワインディングを駆け抜け 里山街道から
能越道で一気に富山と石川の県堺パーキング





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そして

雨晴海岸


画像は翌朝のものですが

景勝地 雨晴海岸


反対側 高岡市方面にカメラを向けると

鉄道本にも良く出てくる 女岩 があります

運が良ければ 海の向こうに立山連峰


ですが 撮ったつもりが画像がないっっ!

そんな海辺にある 女岩荘さん (残念ながらこちらも 外観の画像忘れました)


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入浴後 楽しい宴会

あとは画像ありません

楽しすぎて


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翌朝

踏切の音と共に

キハ47

扉が両開きなのでキハ40ではなさそう


ご当地出身の藤子不二雄さん
のアニメ
ドラえもんラッピング列車
が主に運行しているが
国鉄首都圏色(通称たらこ色)が来てくれて 思わずシャッターを切ってしまった


このあと 新湊大橋を見学

出発点ではぐれてしまうハプニング



道の駅 細入

に行くはずなので給油して 無理しない程度に 追いかける



土地勘はないが このままこのつまらない国道バイパスを行くとは考えられず


どっかを左折



不安に感じながらリンリンを目指していると


車の数台前にギロロ伍長さん発見


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ここは 神通川第3ダム

架橋先に鉄道駅があるらしく 住民の為の橋らしいが・・・

怖すぎる((((;゜Д゜)))



そして道の駅細入にて 私のマスツーリングは終了

ちかっぺさまに金沢まで先導頂き

無事帰宅


参加された皆様
2日間大変お世話になりました

凄く楽しい2日間

また是非一緒に走りましょう



10月10日(水)



能登半島最先端

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この看板
記念額だそうです


明治十六年七月十日初点灯
と縦書きに書いてあるらしい


やっと難解な看板の意味をわかったところで
禄剛崎を後に先に進みます

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古民家アートの宣伝ポスターだと思って 撮ってみたら ランプの宿で有名な

日本三大パワースポットらしい
ポイントのポスターだった

だけれども 寄らず(笑)

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ここは輪島市 鴨が浦海水プ~ルがあるところ

みなさん 橋を渡って大自然が作り出した 景色を堪能中


私はヘタレなので 木々の下で一服😃🚬💨




よく釣れるのか 釣り人が次から次へ来ていた






そして 輪島といえば 朝一(国営放送の前に有働さんとイノッチがやってた番組じゃないです)


あ、でも必ず朝ドラの話題から入るから あながち間違いじゃないかも?(笑)



その朝ドラ

まれ


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津村 稀 一家がここから来るところから始まった記憶

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もう3年も前の作品になって ロケ地は
普段の静けさ


10月8日(月・祝)

やっと3連休が終わりました

私 関係ないでしたが

少しだけでも能登ツーリングの続かやっておかないと
忘れてめんどくさい→書かない

になりそうなんで
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いつも素晴らしい食事を提供してくれる

つばき茶屋さん

を後に 能登半島最先端

禄剛崎

を目指します


道の駅 狼煙

さて

なんと読むのでしょうか?

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道の駅の駐車場から上がるので 実は正門?側ではなく
裏口から入ります

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こんな急勾配を(;´Д`)ハァハァ言いながら歩きます もとい

登ります(。>д<)

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途中には 能登独特?
黒い屋根瓦の集落

瓦には融雪薬が塗られて 太陽光とともに 着雪を軽減


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ひたすら?苦行のような登り坂を行く前に

こんな古民家アートがありました

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以前訪れた時はなかったような

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お目当ての 禄剛崎灯台

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皆さんが一斉に視線やカメラを向ける先には 佐渡島

コンデジでは映らないので 皆さんを後ろから撮ってみた

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禄剛崎灯台にはこんな看板?が


読めませんでした
どなたか博識の方 ご教授願います

ちなみに
狼煙

のろし

と読むんだそうです




続きます




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